2014年6月7日土曜日

異文化間コミュニケーション

このことばを初めて聞いたのは、確か大学生の頃でしょうか?
NHKの英語番組で、國弘正雄先生と「An Introduction to Intercultural Communication」の著者のJOHN C. CONDON先生との対談があり、異文化間コミュニケーションの概念に触れ、衝撃を受けました。
その後、神奈川県の大学の英語サークルで構成する組織で、國弘先生を招いて異文化間コミュニケーションの講演会を開催する機会がありました。
事前に英語での講演をお願いしてありましたが、講演の冒頭、先生から「英語で話をしてほしいと頼まれましたが、私は日本人で皆さんも日本人なので日本語で話をさせていただきます。」と言われ、コミュニケーションの原点を再確認させられました。
さらに、「みなさんは会場で隣に座った方と話をしましたか?それができないのであれば、異文化間コミュニケーションはできないですね。」と目から鱗の体験でした。
講演会の後、喫茶店で「生物学の法則は常に若者の側にある。」との励ましの色紙をいただきました。
残念ながら法則に乗りきれませんでしたが(笑)、國弘先生、感謝します。